劇団四季のオーディションとは?
<劇団四季のオーディションどんなことするの?>
俳優(歌手、ダンサー)として劇団四季の舞台に立つためには、オーディションを受けて合格する必要があります。
そして、そのオーディションは大きく分けて2通りの方法があります。
1つは一般コースのオーディションを受けること。
もう1つは研究生コースのオーディションを受けることです。
募集部門は「ヴォーカルクラシック」「ヴォーカルポピュラー」「演技」「ジャズダンス」「クラシックバレエ」の5部門に分かれています。
一般、研究生ともそれぞれの部門に応じてオーディションを受ける必要があります。
(劇団四季のオーディションは例年、年に1回実施されていて、劇団のホームページ上や媒体などで随時募集を告知します。)
ちなみに、
歌と演技は自分自身の歌と台詞を録音したもの、ダンスは録画したものを提出することになっています。
※録音に関しては「エコー(リバーブ)等を使用しないように」と注意書きがあります。
劇団四季に入るための一般コースの場合、
既に舞台に関連した何かのジャンルでの実績や経験がある人が対象です。
「一般」で入団の場合は、劇団メンバー(年間通して劇団四季の作品に出演)か演目契約メンバー(特定の作品や出演期間での出演が前提)のどちらかになります。
“直ぐにでも舞台に立てる”、言うなれば即戦力が求められているので、そこまでのキャリアが未だ無い人には合格は遠い夢でしょう。(合格年齢にも多少の幅を持たせているようです。)
研究生コースについても、基本的に応募資格は18歳以上で年齢の上限は設定していませんが、研究生コースの場合は20代後半になると目立つような経歴が無いと書類選考の時点でハンディになる可能性があります。
オーディションには毎年数百人の応募があり、半分以上は書類審査で落とされます。残った人が実際の厳しいオーディションに臨みます。
(2015年を例にとると、864人の応募から書類選考で204人が残り予選を突破して102人が本選に進んでいます。)
つまり、オーディションに合格できるだけの知識と技術を身につけておく必要があるのです。
オーディションの内容ですが、2日間に亘り歌、ダンス、演技などが厳しく審査されます。
もちろん、面接も経て選考され全てクリアすれば一般コースは晴れて正式な団員になります。
研究生コースの合格者はダンスを中心にしたレッスンを、劇団四季のカリキュラムに沿って1年間受けることが出来ます。
ただし、1年後には卒業試験があり、劇団のメンバーになれるのは合格者だけです。
研究生は月曜日から土曜日まで毎日朝から夕方までレッスンがあり、その間は無給です。
アルバイトも禁止されているので、親からの援助や理解が無いと継続が難しいかも知れません。
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